太陽光パネルの遠隔監視
【導入の背景】
太陽光パネルを販売されている事業者様。
事業者様は、遠隔で故障の原因を特定や対応を行うために遠隔監視システムの構築を検討していました。
IoTゲートウェイを導入前は、故障の原因特定や対応を行うために毎回現地に赴いていました。
今回は、太陽光パネルを販売されている事業者様がKES IoT Logic+リモートOPを導入し太陽光パネルの遠隔監視を行い遠隔での管理を実現した事例を紹介します。
【課題】
・故障時の原因特定
太陽光パネルが故障をした際、太陽光パネルメーカーが現場に赴き、原因を特定、対応を行うといった遅鈍な対応となっていました。
・定期メンテナンス
太陽光パネルのメンテナンスのため、定期的に現地に出向く必要があり、現地に赴くコストがかかっていました。
【遠隔監視システムの導入】
PLCにIoTゲートウェイを接続し、発電状態のデータをクラウドに送信することで遠隔監視システムを構築。
収集したデータはAWS(クラウドサーバー)側にて提供されているBIツールにて可視化される。
また、モバイル回線を利用したリモート接続により遠隔でPLC内のプログラムを表示。
(導入前の構成図)
(導入後の構成図)
【ゲートウェイの選定】
遠隔監視システムの導入にあたり、クラウドへデータを送信するためのIoTゲートウェイの選定が必要になります。
今回の機器構成の場合、現場に設置されたPLCからデータをクラウドに送信、リモート接続を行うためには以下の要件を満たす必要がありました。
・三菱製PLCのプロトコル(MCプロトコル)に対応しており、プロトコルの変換を行わずにダイレクトにデータ送信できる
・MQTTプロトコルに対応しており、AWSとの互換性がある
・簡単に導入できてセキュリティが担保されている
【まとめ】
・リアルタイムの遠隔監視により、故障の予兆を早期に発見し、迅速な復旧作業
・収集したデータを解析することで、メンテナンスのタイミングを最適化し、無駄なコストの削減や故障を未然に防ぐ
・緊急時は遠隔での高度な事前調査を行うことができ、PLC内のラダーを書き換えることが可能
KES IoT Logic+リモートOPを導入することで、これまで課題となっていた問題を解決することが可能になります。
太陽光パネルの予知保全や遠隔監視、リモート接続を検討されている企業様に対し、最適なご提案させていただきますので、お気軽にご相談下さい。