クラウド接続編- ソラコム

クラウド接続編

ソラコムの初期設定

ソラコムとGWの関係性

ソラコム サービスを利用するにあたり、ソラコム の構成と GW の設定を理解しましょう。

  • GW
    送信先にソラコムのエンドポインを指定
  • ソラコム Air for Cellular(専用SIM)
    ・APN   soracom.io
    ・user  sora
    ・password  sora
  • Unified Endpoint
    統合されたエンドポイント
    直接Harvestをエンドポイントとして設定もできます
  • Harvest
    データの蓄積サービス
  • Lagoon
    可視化サービス

ソラコムSIMのみ、ソラコムエンドポイントへ送信が可能です。

SIMグループとは、SIMをまとめる管理単位で、グループごとにソラコムサービスを立てることができます。
SIM毎、または複数SIMで1つの可視化サービスへまとめるなどが可能です。
1つのグループで複数のHarvestやLagoonを使うなどの利用はできません。

※1…ソラコム Harvest はHTTPによりデータ送信となります。
※2…Harvestの閲覧は、SIM(IMSI)単位になります。

01

「 https://soracom.jp 」と入力し、接続します。

02

右上にある「User Console」をクリックします。

03

ご自身のメールアドレス、パスワードでログインします。

04

①対象のSIMを選択します。

②詳細をクリックします。

05

グループを作成、または既存のグループを選択します。

06

ハンズオンでは”LagoonDemo”として作成します。
右下の「閉じる」ボタンをクリックします。

07

「menu」ボタンをクリックします。

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サイドメニューにある「SIMグループ」をクリックします。

09

「 LagoonDemo 」をクリックします。

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下へスクロールします。

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一番下にある「Unfiled Endpoint設定」クリックします。

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「Unfiled Endpoint設定」を閉じます。

Unified Endpoint はデフォルトで利用するので、デフォルトであることを確認します。

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「SORACOM Harvest Data 設定」をクリックします。

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「ON」にして保存します。

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「SORACOM Harvest Data」が有効になってうます」のポップアップがで、「OK」をクリックします。

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「SORACOM Harvest Data 設定」 を閉じます。

これでHarvestの準備は完了です。

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Harvestの閲覧画面に移ります。

左上の「menu」をクリックします。

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SIMグループ 

データ収集・蓄積・可視

SORACOM Harvest Data を選択します。

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対象SIMのIMSIを選択します。

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まだデータはGWからアップしてませんので何も表示されません。

これでHarvestの閲覧画面への遷移は終了です

GW のクラウド設定

GW のクラウド設定

ソラコムSIMが挿入されている前提です。

GWの設定は ソラコム SIM、unified Endpoint へのHTTP Request(cURLコマンドのパラメータ)を設定します。
SIMが接続できたのち、コマンドパラメータに沿ってデータが送信されます。

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任意の新しいパスワードを設定し、保存します。

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ソラコム SIMのアクセスポイントを設定します。
下へスクロールし次へボタンをクリックします。

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汎用クラウド(cURL)を選択します。

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①エンドポイント、モノの名前 をメモ帳アプリに保存した状態です。

<V2の場合>
■cURL コマンドパラメータ
-X POST
-H “content-type:application/json “
http://uni.soracom.io
と入力します。

  • -X POST はPOSTメッセージで送信するという指定です。
  • -H “content-type:application/json” はHTTPヘッダーへMIME タイプを指定しています。
  • http://uni.soracom.ioは送信先を表しソラコムエンドポイントを指定しています。

■-d コマンドパラメータ
{{logic_data}}
と入力します。

  • > {{logic_data}} は データ部で {{logic_data}} は予約語で、収集データを指します。

<V1の場合>
■cURL コマンドパラメータ
-X POST
-H “content-type:application/json”
-d {{logic_data}}
http://uni.soracom.io
と入力します。

  • -X POST はPOSTメッセージで送信するという指定です。
  • -H “content-type:application/json” はHTTPヘッダーへMIME タイプを指定しています。
  • -d {{logic_data}} は データ部で {{logic_data}} は予約語で、収集データを指します。
  • http://uni.soracom.ioは送信先を表しソラコムエンドポイントを指定しています。

下へスクロールし次へボタンをクリックします。

25

下へスクロールし次へボタンをクリックします。

26

保存します。

27

「はい」をクリックします。

28

再起動するのでしばらく待ちます。

これで、GWにソラコムへ送信する設定が完了しました。

データ送信の確認

SIM の接続確認

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②「接続確認」をクリックします。

30

モバイル回線が接続できているかを確認するため、公知のグローバルIPに対してPINGを送信します。

IPアドレス欄に「8888」を入力し「実行」ボタンをクリックします。

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Successと表示されれば、モバイル回線は接続できています。

クラウドへの送信確認

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次に、ソラコムのエンドポイントに対して疑似データを送信します。

「クラウドの接続確認」の「実行」をクリックします。

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Successと表示されれば、ソラコムへの疑似データ送信は成功です。

クラウドへにてデータの送受信確認

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ソラコムコンソール Harvestへ移動し、対象のSIMを選択します。

赤枠の「疑似データ dummy 1」 が受信できています。

下へスクロールします。

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JSONフォーマットでデータを確認できます。

これで、GWからソラコムHarvestへデータが送信できていることが確認できました。
これでクラウド接続編は完了です 。

イプロス社サイトより
チュートリアルをダウンロードできます。