KIT・金沢工業大学のハッカソン、「ブロックチェーン・ハッカソン」に参加してきました。
みなさんこんにちは。開発者の小林です。
・金沢工業大学のハッカソン、「ブロックチェーン・ハッカソン」に参加してきました。
現役の社会人と学生が同じ土俵で同じテーマに向かってハッカソンをやります。
そもそも、ハッカソンとは…
ハッキングのハック(hack) + マラソン(marathon)を合わせた混成語です。
3日間の合宿で一つの目的を達成する、このイベントに参加してみると何とも言えない達成感を感じることができます。
KITハッカソンの良いところは、学生と社会人が同じテーブルで議論する、作り上げるところです。
学生は社会人の常識を超えてくるアイディアを出したと思いきや、ポカっと抜けている部分もある。そこを社会人がフォローする。
そういったやり取りが数知れず、沢山のチームで繰り返されるのだ。ブロックチェーンは筆者の不得意分野であり、学生の方が多くの情報を持っていたりする。それをビジネスに活かすための勘所を学生に教える。そういった一体感が味わえるイベントとなっている。
議論を進める上で、どうしても現実路線に走ってしまうのが社会人の悪いところではあるが、それ以上に考え付かないアイディアが議論できるところが良い。お互いに尊重しあいながら議論をぶつける。学生にとっても社会人にとっても良い環境が身近に整っている。
IoTとブロックチェーンはとても親和性があると考える。
例えば温度センサーを例に取ると、無数のセンサーがバラまかれている世界になるのがIoTです。センサーの生産量の予測とIoTで取り扱うデータの予測を照らし合わせると、実はセンサーの数が圧倒的に少ない。
つまり、センサーを個々で使うことは実質不可能で、センサーデータを共有する、いわゆるオープンデータが主流となるであろう。ただ、オープンデータで取得した温度センサー値を信頼しても良いのか?という疑問もある。
それが嘘のデータだったら、違った判断をしてしまう。そのリスクを使った人達が評価する。そんな時に活躍するのがブロックチェーンだ。
エッジ・コンピューティングを推進する当社にとって、データは命の源、題材はそれぞれだが、データ流通を意識してこのブロックチェーン・ハッカソンを楽しむ。
開発部 主幹技師 小林康博
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